みんなで自転車にのって東京モノレールの下を走った!【高架橋脚ファンクラブ〜その2】

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みなさんこんにちは。
HPのリニューアルに伴い、過去の「熱中ブログ」を順次こちらに移転していきます!

今回は2011年4月15日の記事!
※記事の内容は当時の情報になります




みんなで自転車にのって東京モノレールの下を走った!

【高架橋脚ファンクラブ〜その2】

【その1】はこちら

■けなげだ!モノレールって!

さて、芝浦周辺を抜けると次はひろい運河沿いのエリアに出る。
モノレールの駅でいうと、天王洲アイルのあたりだ。

ここらへんの風景は、モノレールの車窓から見て印象深いのではないだろうか。
浜松町を出て、ビルの谷間をくねくね行った後、ぱっと視界が開ける。
そこには運河が。
とてもメリハリのある車窓風景展開だ。

上の写真の橋脚がまたいい。
首都高の横に寄り添うように水の中にちょこんと脚を降ろす。キュート。

そしてこのエリアのモノレールは、とても苦労しているのだ。
自転車で走ってはじめて気がついたのだが、アップダウンが激しい。


【↑お分かりいただけるだろうか?橋をまたぐために、よっこらしょとモノレールの高度が上がっているのが。】

ぼくは鉄道については詳しくないのだが、
このアップダウンの激しさはおそらくふつうの電車では対応できないのだろう。
モノレールならではなのだと思う。
上の写真のように、道路をまたぐためにぐいっと持ち上がったかと思えば、
同じく道路を避けるために地下にもぐったりする。

けなげだ。モノレールってけなげだ!

乗ってしまうとあまり分からないが、こうやって下から見るとそのがんばりっぷりがよくわかる。
ほんと、とにかくモノレールって上下左右にぐにゃぐにゃしてる。


■けなげさを支えているのが橋脚なんだぜ!

_DSC9473
【↑芝浦エリアのものとはまったく趣の異なるがっしりとした佇まいの橋脚群。】

そしてもちろん、そのけなげさを支えているのは橋脚だ。
ほら、だんだん高架橋脚に感情移入してきたでしょ?してこない?おかしいな。

【↑品川エリアにおける東京モノレール橋脚鑑賞のハイライト。すがすがしい】


【↑うっとりとモノレールに見入る一行。そしてモノレールの風景が『しながわ百景』に選定されているという事実が判明!
 それにしてもこういうお役所のネーミングってどうしてひらがななのかしらね。『品川百景』でいいじゃん。】

さて、大井競馬場の付近からふたたび街の雰囲気が変わる。

まずはなんといっても八潮団地の存在だ。
これはちょうすてきな団地なのだ。
ぜひ立ち寄りたい。(ぼくは団地マニアなのです)

じっくり鑑賞したい。しかし今日はぐっとこらえて先へ進む。
ああ、寄りたい。いやでもここは。
ああ、でもやっぱり…


【↑モノレール越しにその雄姿を見せつける、品川の名品、ご存じ八潮団地。ああ…寄りたい…】

八潮団地を後ろ髪引かれる思いで通り過ぎると、海浜公園という名前の大きな公園だ。
ぼくの後ろ髪禿げちゃったんじゃないだろうか。

この公園を抜けると、そこはいきなり倉庫街だ。
この劇的な風景の転換がエキサイティングだった。


【↑残念ながらモノレール沿いに道がなくやむなく公園の中を行くことに。バーベキューを楽しむみなさんを尻目に橋脚を追いかける】


【↑倉庫街を行く一行。そして墨痕鮮やか『団地冷蔵』の名前が!良い名前!団地を末永く冷蔵して保存するための倉庫ですね!(ちがいます)】


■倉庫街かっこいいな!

倉庫が広がる魅惑の倉庫エルドラド。モノレールの駅でいえばその名も「流通センター」。

【↑フローズンな感じを的確に表現したマークがかわいらしい、冷凍倉庫。五十嵐だから『50』なのか!それにしても何が入ってるんだろう?】

倉庫もおもしろい。
考えてみたら、窓もない、まるででっかい豆腐のような真四角な建造物が建ち並ぶ風景ってふしぎだ。
こういう街は世界中になるんだろうな、と思うとまたそれもおもしろい。

と、倉庫にもむちゅうなぼくらだったが、忘れちゃいけない。モノレールの橋脚だ。

【↑この倉庫と橋脚のコラボレーションはなかなか得難い風景だと思う『しながわ百景』に選ばれるのも時間の問題だと思う。】


【↑「何回見ても素敵!と田村会長。と、モノレールの続く先は…】

_DSC9535






【↑モノレールはふたたび運河の上へ。柵に阻まれ自転車で追いかけることができない!しかし、あきらめない!】


流通センターから昭和島のあいだには運河があって、モノレールはそれを越えていく。
が、われわれ地上の迷える羊飼いたちはそれについていくことができない。
倉庫と橋脚のすばらしい眺めを堪能できるのもここまで。
ふたたび、モノレールとはしばしのお別れだ。

しかし、この運河を越えていくモノレールの姿と、そしてその橋脚のけなげさがすばらしい。
あんまりすばらしすぎるので、みんなこうやって柵を相手に必死の撮影スタイルだ。


【↑やんわりとカーブを描きつつ、みなもを渡る。すてきー。よーく見ると橋脚の形と色がさまざまな点にも注目だ!】


その3へ続く

※記事の内容は 2011年4月15日 当時の情報になります


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